御嶽山噴火、心肺停止14人搬送
御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県は1日、新たに10人程度の心肺停止状態の登山者らが見つかったと発表した。同日、6人の死亡が確認され、死者は計18人となった。死亡確認された人のほか、25人以上が心肺停止状態とみられ、69人が重軽傷。
気象庁によると、火山活動による被害では、火砕流で43人(行方不明者含む)が犠牲になった1991年の長崎県の雲仙・普賢岳が戦後最悪だった。御嶽山では、死者や心肺停止状態が45人前後に上り、上回る可能性が出てきた。
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