コンビニ大手のローソンが高齢者の活用を拡大することが5日、分かった。店舗の運営責任者に応募できる年齢の上限を65歳とし、現在の55歳から10歳引き上げる。豊富な社会経験を商品の陳列や仕入れなどに生かしてもらい、新規出店の戦力とする。生活に身近なコンビニで活躍する高齢者が増えることで、他企業の高齢者登用に弾みがつきそうだ。
ローソンは7日に上限を引き上げ、運営責任者として最高75歳まで働けるようにする。安倍政権が進める成長戦略では、少子高齢化を背景に高齢者や女性の積極的な活用を打ち出しており、アベノミクスを後押しする狙いもある。
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