【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は23日公表した米国経済に関する年次審査報告書で、2014年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを、6月に示した2・0%から1・7%に下方修正した。年初の悪天候で経済活動が落ち込んだことに加え、住宅市場の停滞や海外経済の減速を反映させた。
ただ、雇用情勢や鉱工業生産が上向いているとして、14年後半は3・0~3・5%の高い成長を予測。15年についても3・0%を維持し、個人消費の広がりや緊縮財政の緩和で「05年以来の力強いペースで成長が加速する」とした。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。