日中高官が首脳会談で極秘協議
【北京共同】日本外務省のアジア大洋州局幹部が7月中旬、北京で11月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた日中首脳会談開催の可能性を探るため北京を極秘訪問し、中国外務省アジア局高官と協議していたことが23日、分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。
中国側は、安倍晋三首相が靖国神社に再び参拝しないか懸念を表明。日中が鋭く対立する沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題では打開策を模索する姿勢を示した。
中国側が日本外務省高官の極秘訪中も受け入れたことで、APECを見据えた両政府間の水面下での駆け引きが活発になりそうだ。
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