ベネッセホールディングス(HD)は21日、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)の疑いで警視庁に逮捕された元システムエンジニア松崎正臣容疑者(39)が顧客情報の持ち出しに使ったスマートフォンに、約2260万件の個人情報が入っていたと発表した。
同社は「顧客データと全て一致することを確認した」としており、過去最悪の顧客情報流出となった。これまでの最大件数は、2007年に発覚した大日本印刷の約860万件だった。
ベネッセHDは今月9日、情報流出が確認されたのは約760万件で、最大で約2070万件になると公表していた。
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