【モスクワ、ウィーン共同】ロシアのプーチン大統領とドイツのメルケル首相は20日、電話会談し、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜について、客観的で独立した国際調査を実施するため、調査団などの専門家が現場で活動する際の安全を保証することが必要だとの認識で一致した。
墜落現場では、ウクライナの政権部隊と戦闘を続ける親ロシア派が、欧州安保協力機構(OSCE)の国際監視団メンバーらの立ち入りを制限。墜落機の飛行データなどを記録したブラックボックスをドネツクで管理するなど、証拠隠滅の懸念が出ている。
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