歌手ASKA(本名宮崎重明)被告(56)と共謀して覚せい剤を所持した疑いで逮捕され、その後覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた知人の栩内香澄美被告(37)は22日、東京地裁(鈴木巧裁判官)の初公判で「覚せい剤の成分が出たという鑑定にミスがあるか、第三者が何らかの方法で私に使用した」と起訴内容を全面否認し、無罪を主張した。
弁護側は冒頭陳述で、ASKA被告が取り調べで、栩内被告の自宅マンションで一緒に覚せい剤を使用したことはないと話している、と主張した。
検察側は栩内被告の尿と毛髪から覚せい剤の成分が検出されたとする鑑定書を証拠として提出した。
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