安保理、航空機撃墜で非難決議案
【ニューヨーク共同】ウクライナ東部のマレーシア航空機撃墜で、国連安全保障理事会の非常任理事国オーストラリアは19日、撃墜を非難し、原因調査への協力を関係国に求める内容の決議案を用意しメンバー国に提示した。21日にも採決する。国連外交筋が20日明らかにした。
オーストラリアは撃墜で27人の同国籍の乗客が犠牲になった。欧米のメンバー国は決議案を後押ししており、常任理事国として拒否権を持つ当事国ロシアの対応が焦点になる。安保理は18日の緊急会合で国際調査の受け入れを促す英国作成の声明を出したが、決議に比べ拘束力は弱かった。
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