オランダに遺体移送へ
【ハリコフ共同】乗客乗員298人全員が死亡したウクライナ東部のマレーシア航空機撃墜で、犠牲者の遺体が22日、親ロシア派武装組織の実効支配地域から東部ハリコフに列車で移送された。身元確認作業で調整役を務めるオランダ政府の当局者は共同通信に対し、遺体はひつぎに納められた後、23日にオランダへの空輸が始まると述べた。今後は真相究明に焦点が移るが、墜落現場は保存されておらず、調査は難航が予想される。
列車は貨車5両と各国専門家を乗せた客車1両を機関車がけん引。軍需工場の敷地に入り、遺体の確認作業が始まった。
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