三日月知事「卒原発政策進める」
滋賀県の三日月大造知事(43)が22日、初登庁した。職員に「みなさんと『卒原発』の政策を進めたい」と訓示し、記者会見では隣県福井にある原発群の再稼働をめぐり、立地自治体並みの同意条件を求める取り組みを粘り強く続ける考えをあらためて表明した。
三日月氏は午前8時半ごろ、県庁で約300人の県職員に拍手や花束で出迎えられた。幹部職員ら約400人を前に「『もったいない県政』を発展させよう」と呼び掛け、公共事業の見直しに積極的だった嘉田由紀子前知事の路線を継承する姿勢をアピールした。
会見では「卒原発」に関し「国にも政策要望をしていく」と強調。
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