各地で厳しい暑さとなった23日、熱中症とみられる症状を訴えて救急搬送された人が、全国で少なくとも475人に上ったことが共同通信の集計で分かった。このうち、長野や栃木、岐阜など8府県の高齢者を中心に10人が重症とみられる。
搬送者数を都道府県別でみると、埼玉県の47人が最も多く、次いで千葉県と愛知県の38人。ほかに東京都の36人、茨城県の29人、福岡県の23人、神奈川県と大阪府の22人などが続いた。
長野県では長野市で農作業をしていた女性(70)が意識不明の状態で病院に運ばれた。安曇野市でも屋外にいた70代の女性が症状を訴え、重症とみられる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。