警察庁、今後「危険ドラッグ」に
警察庁は22日、一般から意見を募集していた脱法ドラッグの新しい呼称として「危険ドラッグ」に決めたと発表した。覚せい剤や大麻に似た作用があるにもかかわらず、「脱法」との表現が安易な使用を招いているとして、今後、新呼称の普及を図る。
他に「準麻薬」「危険薬物」「破滅ドラッグ」などの応募があった。
呼称をめぐっては、東京・池袋で車が暴走し8人が死傷した事故をきっかけに、古屋圭司国家公安委員長が「違法薬物に近いのに『脱法』と言うと国民の誤解を招くことがある」とし、見直しを表明していた。
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