茂木経済産業相は24日の閣議後の記者会見で、エネルギー基本計画案が原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置付けていることについて、量や重要性を示す概念ではないと説明し、修正する考えを示した。電源としての原発依存度を引き下げる方針をより明確にする方向だ。
経産相は、ベース電源に関し「(発電量が)1%であろうとずっと使う電源」とし、発電の構成比率とは無関係であると強調した。誤解を避けるために「意味がしっかり伝わるよう、表現を考えなければならない」と述べ、全体の文脈も「変更することを考えたい」とした。
原発について「重要な」の文言が削除される可能性がある。
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