ノロウイルスで中学生ら食中毒
広島市の市立中学校10校の生徒と教職員計324人が下痢や嘔吐の症状を訴えた問題で、市は25日、患者の便からノロウイルスを検出したと発表した。
共通に口にしたのは同市内の施設で調理された給食の弁当だけであるため、市はこの施設を原因とする集団食中毒と断定し、食事サービス会社「日米クック」(大阪市北区)に対し、弁当を調理した「広島東部センター」(広島市安芸区)の営業禁止を命じた。
広島市保健所は25日、生徒や教師の家を訪問するなどして、便の検体などを回収。これまでに18検体中、17検体からノロウイルスを検出した。内訳は生徒14人と教師3人。
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