安倍首相、プーチン氏と接触検討
安倍晋三首相は10月中旬にイタリア・ミラノで開かれる国際会議に合わせ、ロシアのプーチン大統領と非公式に接触する方向で検討に入った。「立ち話」形式を想定している。複数の日本政府筋が8日、明らかにした。11月には北京で首脳会談開催が見込まれる。プーチン氏と対話を重ねることで、ウクライナ情勢をめぐる対米協調路線と切り離して日ロ関係進展を目指す姿勢をアピールしたい考えだ。
停滞する北方領土交渉を進める狙いもある。
首相がプーチン氏との接触を検討しているのは、10月16、17両日に開催予定のアジア欧州会議(ASEM)首脳会議での場。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。