【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米国のゼロ金利政策を長期化するとの期待で大幅反発し、前日比274・83ドル高の1万6994・22ドルで取引を終えた。上昇幅は今年最大を記録した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は83・39ポイント高の4468・59。
米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表され、ドル高の影響など米経済の先行きに対して慎重な評価が目立ったことから、現行のゼロ金利政策は当面維持され、引き続き市場に潤沢な資金が供給されると期待が高まった。
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