西武鉄道やプリンスホテルを傘下に置く西武ホールディングス(HD)は15日、東京証券取引所に株式上場を申請した。早ければ4月の上場を目指している。実現すれば、2004年12月に有価証券報告書の虚偽記載で西武鉄道株の上場が廃止されて以来、約10年ぶりの再上場となる。
関係者によると、西武HDは筆頭株主である米投資会社サーベラスと、14年度の早い時期に上場することで合意した。他の株主にも早期上場を望む声が強く、経営再建の象徴でもある再上場に向けた手続きに入った。
サーベラスは議決権ベースで35・48%の西武HD株を保有している。
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