貨物船と漁船2隻接触、2人死亡
17日午前8時ごろ、和歌山県由良町沖でシラス漁をしていた漁船2隻と貨物船の神力丸(499トン)が接触、漁船2隻(各9・86トン)が転覆し、乗っていた男性3人が海に投げ出され、2人が死亡した。
和歌山海上保安部によると、死亡したのは同県広川町の住山治幸さん(54)と徳田和彦さん(61)。住山さんの息子の正洋さん(28)も病院で治療を受けている。
漁船は和歌山県湯浅町の湯浅湾漁協所属の第25広漁丸と第26広漁丸。2隻が1枚の網を引っ張りながら、連なって漁をしていた。神力丸は自力航行できない状態で、乗組員がスクリューに漁船の網がからまったと話している。
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