浜松食中毒、従業員3人からノロ
浜松市の小学校で給食パンによるノロウイルスの集団食中毒が発生し、児童1060人が欠席した問題で、市保健所は19日、原因となった食パンを製造した菓子製造業「宝福」の女性従業員3人からノロウイルスを検出したと発表した。
市教育委員会は食中毒症状を訴えた児童の約7割が回復傾向にあるとして、閉鎖した小学校でも21日から通常通り授業を再開する方針を明らかにした。全ての小中学校と幼稚園で、給食は22日まで中止する。
保健所によると、ウイルスが検出された3人は給食用として納入するパンの検品を担当。1枚ずつ触ったことで、ウイルスをパンに付着させたとみられる。
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