JR北海道安全部門トップ解任へ
レール検査数値の改ざんなどJR北海道の一連の問題を受け、国土交通省が同社役員の1人について安全部門トップの任務を解くよう命じる方針を固めたことが20日、政府関係者への取材で分かった。鉄道事業法に基づく行政処分で、21日に同社に通知する。
昨年9月、運転ミスを隠すため自動列車停止装置(ATS)をハンマーで壊した運転士については、出勤停止15日の社内処分が不十分と判断し、国交省は省令に基づき運転免許の取り消しを通知する。安全管理体制の立て直しに向け、個人の責任を厳しく問う構えだ。
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