浜松の小学校、給食パンにノロか
浜松市の小学校で多数の児童が嘔吐や下痢を訴えて欠席した問題で、市保健所は17日、給食用の食パンを製造した同市東区の菓子製造業「宝福」の工場を立ち入り検査した結果、ノロウイルスを検出したと発表した。市はパンが原因による集団食中毒と断定し、同社を17日から当分の間、営業禁止とした。
市教委などによると、17日の小学校の欠席者は16日から155人増え、17校で計1060人となった。中学や幼稚園でも計73人が欠席した。
工場を立ち入り検査し、従業員トイレのドアノブからノロウイルスを検出。宝福によると男性従業員が11日に体調不良となり、翌日から出勤停止となった。
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