【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は21日発表した経済見通しで、今年の世界の実質経済成長率を3・7%と予想した。先進国経済の回復がけん引する形で、昨年10月の前回予測値から0・1ポイント上方修正した。15年は3・9%成長を見込んだ。
14年の日本は見通しを0・4ポイントと大幅に引き上げ1・7%と予想。4月の消費税率引き上げが景気を抑制するが、経済政策の実行で成長を押し上げると分析した。15年は1・0%に減速するとみている。
新興国は、先進国の回復で輸出増が期待できる一方、国内需要低迷が続いていると分析。成長率は中国7・5%、インド5・4%と予測。
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