【ワシントン共同】ジェームズ米空軍長官は15日、記者会見し、空軍の核ミサイル運用を任務とする担当者34人が定期の技能審査でカンニングを行っていたことが発覚したと明らかにした。
米軍の核ミサイル部門では、昨年10月に少将が飲酒によるトラブルで免職処分になるなど不祥事が相次いでいる。ジェームズ長官は、米国の核ミサイルの安全性には「自信を持っている」と強調したが、部隊の規律順守があらためて求められそうだ。
不正が確認されたのは、米西部モンタナ州のマルムストローム空軍基地所属の第341ミサイル航空団。
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