都知事選、市民団体が一本化断念
ルポライター鎌田慧さんら、脱原発活動を進める人たちが設立した市民団体「脱原発都知事を実現する会」は20日、東京都内で記者会見し、都知事選(23日告示、2月9日投開票)で元首相の細川護熙氏(76)を支援すると発表した。
同会は脱原発を政策として掲げる細川氏と、前日弁連会長宇都宮健児氏(67)=共産・社民推薦=に「票が割れて負けることは避けたい」と候補の一本化を呼び掛けたが、細川氏陣営は「いかなる政党、団体とも提携しない」と拒否。宇都宮氏陣営も「脱原発以外の政策は細川氏と合わない」などとして応じず、断念した。
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