自衛艦と衝突、釣り船転覆
15日午前8時ごろ、広島県大竹市の阿多田島沖の瀬戸内海で、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(8900トン)と釣り船が衝突し、釣り船が転覆した。防衛省や海上保安庁によると、船長と釣り客3人の計男性4人が海に投げ出された。おおすみが全員救助したが、船長と客1人が意識不明の重体で、山口県岩国市の病院に搬送された。残る2人は無事だという。
第6管区海上保安本部(広島)によると、救助された釣り客は「おおすみの左舷中央部に衝突したようだ」と話し、広島海保がおおすみの船体に衝突の痕跡のようなものを確認。
現場は船舶の航行が多い海域。天候は晴れで波も穏やかだったという。
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