政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、代替施設の設計などで受注業者を募る入札公告を21日にも実施することが分かった。政府関係者が20日明らかにした。3月にも業者と契約して調査を始め、2015年春をめどに埋め立て工事に着手したい考えだ。19日の名護市長選で移設に反対する現職の稲嶺進市長が再選したことを踏まえ、円滑な代替施設建設に向けて市との事前調整が必要な関連工事を一部変更する検討も始めた。
工事内容の変更により代替施設を米軍に提供するまで9年としている現行計画がずれ込む可能性がある。
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