【ソウル共同】毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)が検出された韓国で、感染の疑いが報告されていた南西部、全羅北道扶安郡のアヒル農場からも19日、新たに同じウイルスが検出された。農林畜産食品省が明らかにした。
この農場から約10キロ離れた同道高敞郡のアヒル農場で17日、ウイルスが検出された。扶安郡の別の農場でも感染の疑いが報告されている。
高敞郡の農場に近い貯水池で17日、渡り鳥のカモが大量死しているのが発見された。同省は渡り鳥が感染の原因となった可能性もあるとみている。
H5N8型が韓国で検出されたのは初めて。
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