漁船転覆、貨物船の航海士を逮捕
和歌山県由良町沖で漁船2隻が転覆し、漁船の乗員2人が死亡した事故で、海南海上保安署は18日、漁船の網にぶつかり転覆させたなどとして業務上過失致死などの疑いで、香川県土庄町、貨物船「神力丸」船員の長栄卓弥容疑者(28)=二等航海士=を逮捕した。
逮捕容疑は17日午前8時ごろ、神力丸を操船中にシラス漁船第25広漁丸と第26広漁丸=いずれも和歌山県・湯浅湾漁協所属=の船びき網にぶつかり、船を転覆させ、乗組員を死亡させた疑い。
事故で住山治幸さん(54)と徳田和彦さん(61)=いずれも和歌山県広川町=が死亡。漁船乗員で治幸さんの息子の正洋さん(28)が入院。
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