プレゼン「おもてなし」の舞台裏
2020年東京五輪開催が決まった昨年9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、招致プレゼンテーションを指導したマーティン・ニューマン氏が16日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、流行語大賞にも選ばれた滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」の舞台裏を明かした。
英国人のニューマン氏は「ホスピタリティー」を意味する日本語が、投票権を持つIOC委員の耳に強く残るように「2回使った。子どもに言葉を教えるように、音節ごとに分解した」と話した。滝川さんが合掌したことには「単に日本の招致でなく、アジアの招致だということを示したかった」と説明した。
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