不動産売買を偽装して個人や法人に高金利で金を貸し付けたとして、警視庁生活経済課は17日までに、出資法違反(超高金利など)の疑いで、貸金業経営中沢啓悟容疑者(44)=東京都港区=ら計7人を逮捕した。警視庁によると、不動産売買を装ったヤミ金融の摘発は全国初。
警視庁によると、中沢容疑者らは顧客から不動産を買い取り、利息を上乗せした金額で買い戻させる方法で2005~13年、1541人に総額約53億円を貸し付け、22億円の利息を受け取っていたとみられる。
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