阪神大震災から19年、犠牲追悼
6434人が亡くなった阪神大震災は17日、発生から19年を迎えた。兵庫県内の各地で追悼行事があり、東日本大震災の被災者も参加、発生時刻の午前5時46分には共に黙とうし、犠牲者に祈りをささげた。
震災は来年、20年の大きな節目を迎え、教訓をあらためて検証する年になる。震災経験のない世代が増え、防災意識の低下や記憶の風化が一層懸念されるなか、南海トラフ巨大地震などの脅威が迫っている。復興過程で得られた知見を若い世代に伝えるとともに、広く発信する被災地神戸の責務は高まっている。
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