ギョーザ事件、中国で20日判決
【北京共同】日本で2008年1月に発覚した中国製ギョーザ中毒事件で、中国河北省石家荘市の中級人民法院(地裁)は16日、危険物質混入罪に問われた製造元食品会社「天洋食品」の元臨時従業員、呂月庭被告(39)の判決公判を20日に開くと公表した。北京の日本大使館が16日明らかにした。
事件は中国の「食の安全」対策への不信感が日本で強まるきっかけとなった。安倍首相の靖国神社参拝などにより日中関係は悪化しており、習近平指導部は両国の世論を見極めながら判決の落としどころを決めるとみられる。
初公判は昨年7月に同地裁で開かれ、呂被告は起訴内容を認め、即日結審した。
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