日本百貨店協会が17日発表した2013年の全国百貨店売上高は、店舗数を調整していない全店ベースで前年比1・2%増となり、16年ぶりに前年実績を上回った。都市部を中心に高額品の販売が好調で、店舗が減る中で全体の市場規模は拡大した。前年と比較可能な店舗を抽出した既存店ベースでも1・6%増と2年連続のプラスだった。
店舗数は昨年から7店減の242店舗となった。これを補い、さらに市場が拡大したのは、経済政策「アベノミクス」により消費マインドが改善したためとみられる。
ただ東京など主要10都市が全店ベースで2・7%増だったのに対し、それ以外の地域は1・7%減と格差。
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