シリア会議にイラン参加要請撤回
【ニューヨーク共同】国連の潘基文事務総長は20日、スイスで22日から開かれるシリア和平国際会議へのイランに対する参加要請を撤回した。ネザーキー事務総長報道官が発表した。米国やシリアの反体制派の反発を招き、和平会議の成否が問われる事態に発展したため、わずか1日での撤回となった。
ネザーキー氏は撤回理由について、シリア移行政府の樹立などを定めた2012年のジュネーブ合意が和平会議の基礎なのに、イランがそれを認めない立場を公式表明したことを挙げた。
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