経営再建中のシャープが、2012年度から実施している社員の給与削減をことし3月末で終了する方針であることが22日、分かった。13年9月中間連結決算で本業のもうけを示す営業損益が黒字となるなど業績が回復傾向にあるため、給与水準を改善し、社員のやる気向上につなげる。
シャープは管理職の給与を12年4月から、一般社員は同年5月からそれぞれ削減。一段の人件費削減が必要と判断し、ことし3月末まで期間を延長していた。減額幅は13年10月からことし3月末までは管理職が5%、一般社員は2%としていた。
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