政府、普天間移設を推進
政府は、19日の沖縄県名護市長選で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設反対派現職の稲嶺進氏が再選したことに関し「名護市長の権限は限定されている」(菅義偉官房長官)として名護市辺野古への移設実現を推進する考えだ。
菅氏は20日の記者会見で、稲嶺氏が移設作業に反対する意向を示していることに対し「埋め立てについては沖縄県の仲井真弘多知事から承認を頂いている。支障は生じない」とけん制した。同時に「粘り強く理解を求めながら進めていくのが政府の役割だ」と述べ、市長との協議を通じて移設を進めたいとの意向を示した。
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