JR北、保線33部署で改ざん
JR北海道は21日、レール検査数値改ざんの調査結果を公表し、44部署ある現場の保線部署のうち7割超の33部署で改ざんが確認されたと明らかにした。判明済みの9部署から大幅に増え、保線担当者795人のうち約16%の129人が「改ざんの経験がある」と認めた。5人の解雇や、野島誠社長らの役員報酬減額を含め計75人の大量処分も発表した。
調査に対し、保線担当者の中には約20年前から改ざんがあったと話す担当者もおり、安全軽視の根深い体質があらためて浮き彫りになった。
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