東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に立候補する細川護熙元首相(76)は、東京五輪が開催される2020年までに脱原発の道筋を具体化すると打ち出す意向を固めた。細川氏側近の田中秀征元首相特別補佐が17日、共同通信のインタビューで明らかにした。細川氏は20日に立候補を正式表明し、公約を示す。
田中氏はインタビューで「20年を目標年にして、脱原発を軸に東京、日本を変え、五輪時に(国際社会への)手本として示す」と明言。細川氏が当選すれば「原発再稼働は絶対できなくなる」と強調した。同時に「再稼働しないということは『原発ゼロ』だ」と述べた。
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