政府は17日の閣議で、8県の施設で構成する「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に推薦することを了解した。2015年の登録を目指し、月内に推薦書を提出する。ユネスコの諮問機関が今年夏から秋に現地調査し、15年夏の世界遺産委員会で登録の可否が決まる。
推薦書は重工業を発展させ、日本が非西洋地域で初めて産業国家としての地位を確立した「世界史的意義」を強調した。
産業革命遺産を構成するのは岩手、静岡、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島8県の23件。
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