日本原子力発電敦賀原発などが立地する福井県敦賀市のタクシー会社が、自民党の秋本真利衆院議員(千葉9区)から配車予約を受けた際、「秋本氏が脱原発を主張している」との理由で利用を拒否していたことが15日、分かった。タクシー会社は取材に「配車予約を断ったのは社員個人の判断」と説明。既に秋本議員側に謝罪したという。
国土交通省中部運輸局(名古屋市)は会社に再発防止を求めた。
タクシー会社は取材に男性社員の処分を検討していることを明かした。
秋本議員は取材に「タクシー会社から謝罪を受けた事実はない。主張によって配車を拒否することは、あってはならない」としている。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。