【テヘラン共同】欧米など6カ国とイランは20日、昨年11月に合意したイラン核問題の包括解決に向けた第1段階の措置(共同行動計画)の履行開始日を迎えた。イランは軍事転用が懸念されるウラン濃縮活動を制限、欧米は合意履行と引き換えに対イラン制裁の一部を解除する。
共同行動計画が合意から約2カ月を経て実施段階に移ることで、イラン核問題は解決への大きな一歩を踏み出す。今後は合意の確実な履行や、双方が年内の取りまとめを目指す核問題の包括解決策に関する協議の行方が焦点となる。
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