細川護熙元首相(76)が14日、脱原発を掲げて東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への立候補を表明し、自民、公明両党が支援する舛添要一元厚生労働相(65)らと争う首都決戦の構図が鮮明になった。脱原発を最大の争点に、2020年東京五輪に向けた取り組みや、首都直下型地震に備えた防災対策強化などが論戦のテーマとなる。舛添氏は14日、立候補を正式に表明した。民主党都連は細川氏支援を決めた。
脱原発を唱える小泉純一郎元首相が細川氏の支援に乗り出したことで、原発再稼働に積極的な安倍晋三首相の政権運営に影響を与えるのは必至だ。
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