西武鉄道やプリンスホテルを傘下に持つ西武ホールディングス(HD)が、2014年度早期に株式上場することで大株主の米投資会社サーベラスと合意したことが14日、分かった。近く東京証券取引所に申請する方針だ。04年12月に西武鉄道が上場廃止となって以来、約10年ぶりの再上場が実現する見通しとなった。
関係者によると、議決権ベースで35・48%の西武HD株を持つサーベラスが、市場での流動性を高めるため保有株を一部売却するよう求めていた西武HDの要請を受け入れたもようだ。ただ、どの程度、売却するかなど今後の調整が必要な点も多いとみられる。
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