小野寺五典防衛相は14日の閣議後の記者会見で、2月に米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイを使った日米共同統合防災訓練を計画していると正式に発表した。南海トラフ巨大地震を想定し、高知県や福岡県の自衛隊施設にオスプレイが飛来する。
防衛省は沖縄の基地負担軽減策としてオスプレイの本土訓練を拡大する方針だが、小野寺防衛相は訓練目的について「南海トラフ地震対処の実効性確保と米軍との連携要領の確立」と強調した。
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