日英、ミサイル技術を共同研究へ
政府は、武器輸出三原則に代わる「防衛装備移転三原則」に基づき、英国との間で戦闘機に搭載するミサイル技術の共同研究に乗り出す方針を固めた。将来的に航空自衛隊の次期主力戦闘機F35への搭載を想定している。17日に安倍晋三首相が出席する国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会合を開き、米企業へのミサイル部品の輸出と併せて決定する。政府筋が16日明らかにした。
共同研究、部品輸出ともに、武器や関連技術の禁輸政策を転換した新三原則に基づきNSCが判断する第1弾になるとみられる。新三原則をめぐっては国際紛争の助長につながるとの指摘もある。
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