米軍オスプレイ2機が札幌着陸
米軍新型輸送機MV22オスプレイ2機が19日午後、北海道に初めて飛来し、札幌市東区の陸上自衛隊丘珠駐屯地に到着した。周辺には労働団体などの約300人が集まり、機体が近づくと「オスプレイは札幌から出て行け」と声を上げた。
2機は午後2時半ごろ、丘珠駐屯地のある札幌飛行場に着陸。近隣住民らでつくる「丘珠空港周辺の環境を考える市民の会」の川合節子代表幹事は「聞いたことのない重圧感のある音だった。墜落事故が多く、住宅密集地に飛ばせてはならない」と憤った。
2機は20日に丘珠駐屯地で開かれる「札幌航空ページェント」で、民間機や自衛隊機とともに地上展示される。
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