防衛省が、2015年度から自衛隊に導入する方針の新型輸送機オスプレイを佐賀空港(佐賀県)に配備する方向で検討していることが18日分かった。配備先の候補地が明らかになるのは初めて。同省は武田良太副大臣を佐賀県に派遣し、22日に古川康知事と協議入りする。候補地として今後の調査に協力要請する見通しだ。政府関係者が明らかにした。
オスプレイをめぐっては、安全性に対する懸念が根強く、調整が難航する可能性もある。
政府関係者によると、佐賀県から自民党や防衛省に対し「空港を自衛隊に利用してもらえないか」との要請が非公式に寄せられていた。
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