【エルサレム共同】イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦を進めるイスラエル軍は16日までに、ガザ北部の一部地域の住民に対して退避勧告を出した。
地元メディアなどによると、退避勧告を受けたのは約10万人。住民は徒歩などで避難し、泣いている子供や女性の姿もあった。
ロイター通信によると、ハマスのアブズフリ報道官は16日、エジプト停戦案を拒否することを正式にエジプトに伝えたと述べた。イスラエルは軍事作戦を強化する方針。ガザ北部に大規模な空爆などが行われる可能性がある。
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