ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、データ管理を担う外部業者の男性派遣社員が、ベネッセの社内調査に対し「自分から名簿業者に持ち掛けてデータを販売した」と話していることが15日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、派遣社員は警視庁の任意聴取に流出への関与を認め、「金が欲しくてやった」と話した。警視庁は派遣社員が1人でデータを持ち出したとの見方を強めている。詰めの捜査を進め、早ければ週内に不正競争防止法違反(営業秘密の複製など)の疑いで逮捕する方針。
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