高松地検は15日、昨夏の参院選開票作業での白票水増し事件で、票を不正に増減させたとして、公選法違反(投票増減)の罪で、当時高松市選管事務局長だった山地利文容疑者(59)ら3人を起訴した。隠蔽のため封印された箱から票を取り出したとして、封印等破棄の罪でも、山地容疑者と別の市職員3人を起訴した。
起訴状などによると、山地被告は当時得票集計係だった大嶋康民被告(60)、山下光被告(56)と昨年7月22日、投票数が交付した投票用紙よりも約300票足りないと誤信し、つじつまを合わせるため白票を約329票水増し。
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